私達、丸天建設株式会社は、鹿児島市に本社を置く総合建設業の会社です。
1997年(平成9年)より、犯罪や非行をした人を雇用し、立ち直りを助ける協力雇用主として更生保護に取り組んでおります。
協力雇用主としての取り組みが紹介されました
県更生保護功労者顕彰式典で表彰を受けました。(2019年11月8日)
鹿児島保護観察所など8団体による「2019年度県更生保護功労者顕彰式典」において表彰を受け、その様子が鹿児島建設新聞(2019年11月9日付)に掲載されました。
月刊誌「更生保護」(2014年6月号:更生保護法人日本更生保護協会)「雇う側の覚悟」に掲載されました。
更生保護法人日本更生保護協会の月刊誌「更生保護」(2014年6月号)に掲載されました。
(更生保護法人日本更生保護協会は、更生保護に関する事業の充実発展に寄与することを目的に、更生保護事業法に基づいて法務大臣の認可を受けて設立された更生保護法人です。)
『就労支援と協力雇用主
雇う側の覚悟
丸天建設株式会社社長
鹿児島県協力雇用主会会員
水口 隆浩
非行傾向のある少年たちは、根は真面目でいい子だが、ちょっとしたきっかけで道を外れてしまう。
私自身も高校を中退し、通信教育で高校の資格を取った。そんな少年たちの心が分かるから、仕事を通して「自分もやれる」という自信を付けさせたいと思っている。
「仕事ができない人はいない」との考えから彼らを雇う不安は私にないが、仕事は厳しく教える。遅刻したり約束を忘れたりすると叱るが何度でも許して、よほどでない限り放り出すことはない。頑張った子は認めて、「よく頑張ってるな」と褒める。彼らには認められる場所が必要なんだと感じる。
私から社員に声を掛けるし、社員同士も声を掛け合う。先輩は後輩の面倒を見る。
人は人とつながっていくことが大事だと思う。仕事のしやすい環境をつくりたい。
現場で本当に楽しく仕事ができたら、事故は起こらなくなるだろう。
少年たちに夢や目標を持ってほしいと思う。例えば、「現場監督になりたい」という目標でいい。叶った時、達成感があるし自信も付く。実際に社員皆が頑張ってくれているから、我が社の業績も上がってきたし、社員も増えている。
少年たちを雇う時も、「どうしようか」と迷うなら、雇わない方がいいと思う。受け入れる側が生半可な気持ちだと、雇われた方も傷つく。愛情で育てる覚悟で、親の気持ちで少年たちに接していこうと思っている。今は世の中の流れが速いから、親御さんたちも忙しくて流れについていくだけで精一杯、余裕がない。でも、我が子のことを諦めてはいけないと思う。
「彼らを立ち直らせたい」とか「とにかく御飯を食べさせたい」という気持ちをいつも持っている。
でもこれは、ボランティアでできることでもない。雇う側にいくらやる気があっても、雇える人数には限界がある。本当に明るい社会を実現していくには、我が社のような末端の会社に任せっぱなしにするのではなく、行政からの支援や援助が必要だと思う。
全国就労支援事業者機構ニュース雇用協力事業者の声インタビュー
全国就労支援事業者機構は経済界全体の協力により、犯罪者の就労支援などを行い 、安全な社会づくりに貢献する日本では初めての組織です。
全国就労支援事業者機構ニュース(VOL13 平成26年3月:認定NPO法人全国就労支援事業者機構)雇用協力事業者の声のインタビュー、弊社社長 水口隆浩が受け掲載されました。>>詳しくはこちらです。
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南日本新聞朝刊「かお」欄
平成24年(2012年)9月5日(木)南日本新聞朝刊「かお」欄に、紹介いただきました。
感謝状をいただきました
これからも丸天建設株式会社は協力雇用主として未来ある青少年の更生を支え、仕事を通じて夢や目標を持ち、健全な社会の一員として責任ある社会生活を営むことができるよう取り組んでまいります。